夜に想う

寝室の灯り
消すと月あかりのようにしばらく浮き上がる白さ

隣で眠る人が変わって
ああ、こんなにも大事な人がこの世に存在するなんて

本当の月
差し込むあかりが寝室を薄っすらと白く染めて

元々いたもうひとりも眠っていて
ああ、こういう人たちで良かったなと安心する自分

この人がいてこの子がいる

どんな形でも
どんな人たちでも
わたしたちはわたしたちだ

投稿者

茨城県

コメント

  1. 女の詩から母の詩になったのかと思うと、なんだか感慨深い。ウチの子はもう10歳になるけど、未だにパパと寝たがるよ。

  2. 大事な人たちを想うことと、
    どんな形でも/どんな人たちでも/わたしたちはわたしたちだ
    という想いがすてきです。

  3. 人との関係性も優先順位(こういう言い方はよくないのかな)もその時は絶対であっても、変わる。
    変わることこそ絶対だから、それが安らぎであればよいなあ。

  4. 温かい気持ちになります。

  5. 夜の大事なひとりごとを聞かせていただいた感じです。 (^^)

  6. 安息の詩でした。

  7. 人が生きることの、平穏だけれども、尊い気持ちが伝わってきました。

  8. かさねさん!
    視線がやさしくて、眼球が震えました。

  9. ふんわりとじんわりと、響いてきました。
    昼間の雑念など吹き飛んでしまった、静かな夜に、本当の心が「大事だ」という。
    「夜に想う」というのがとてつもなく真実な気がしました。

  10. 皆様、お久しぶりでございます。
    初めましての方はどうぞよろしくお願い致します。

    なんかね、おかんになったら色々順番も変わるよね!
    私もだけど相手も私じゃなくて小さい人が1番になるよね!
    仕方ないよ、だって怖ろしいくらいに可愛いんだもん。
    こんな人をお腹から出した私、凄すぎ!って思っちゃうくらい(こら

    詩とテンション全く違ってごめんなさいね。うふふ。

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