フランスへ行きたいと思うけど

フランスへ行きたいと思うけど

アテネ・フランセの
フランス人のきれいな先生
あなたをおもうと胸が苦しいです
ジュ・テームあなたが好きです
だけどぼくのフランス語は通じません
日本語も通じません
あなたのフランス語は歌のよう
その香りの風にのって
フランスへ行きたいと思うけど
フランスはあまりにも遠い
セーヌ川は
ミラボー橋の下を
流れているそうですね
ぼくの苦しみも川に似ています
中央線御茶ノ水駅の下を
流れているのは
神田川です

投稿者

大阪府

コメント

  1. アテネフランセはフランス語、古典ギリシア語、ラテン語を教える専門学校だ。講師陣を見ると、ソフィー・バッカロ先生がかわいい。あと、アマンディーヌ・ゾリ先生、ステファン・ルロン先生。
    これはフランスに行きたい話ではない。フランスに行くのは直行便なら半日くらいだしそんな遠くない。実は大阪から岩手県宮古市へ行くのもそのくらいだ。そもそもフランスへ行ってしまったら、日本で教鞭をとるアドレーな先生を拝めなくなってしまう。甘くエクセロンなその声が聴けなくなってしまう。
    しかし恋煩いとはそういうもの。坊主にくけりゃ袈裟まで憎い(あ、だいぶニュアンスの違うたとえになった。すみません)
    面白かったです。

  2. フランスか。フランスも良いですね。私は2回行きました。イタリアも良いです。イタリアにも2回行きました。イタリア人はフランス人のことを良く言いません。うるさいって言います。日本人からしたらイタリア人の方がうるさいと思いますが。それにいまだにナポレオンのことを恨んでいるようです。ナポレオンが奪ったイタリアの遺産をフランスはまだ返さないと怒っています。日本人からしたらおとぎの国の話のようで実感がわきません。フランスもイタリアもイギリスもドイツも日本人からしたらおとぎの国のようです。セーヌ川と神田川ぐらい違うように感じてしまいます。

  3. 王殺しさん
    詳細な情報をありがとうございます。
    これはあくまでポエジーです。
    フランスには行ったこともないし、フランスのことは知りません。
    フランスが特に好きなわけでもありません。
    アテネ・フランセの学院には、仕事の関係で伺ったことがあり、
    そのとき出会った先生がとても美人だったのがイケナイのです。
    詩作の背景には、
    朔太郎の「ふらんすへ行きたしと思へども」への憧憬もあります。

  4. たかぼさん
    コメントありがとうございます。
    フランスはボンジュール、イタリアはチャオかな、
    どちらも、ぼくにとってはおとぎの国みたいなものです。
    ぼくはフランスもイタリアも行ったことがありませんから、
    アテネ・フランセの美しい先生が、ぼくのフランスのすべてです。
    だから、神田川を眺めながらセーヌ川を想うことしかできません。
    電車が御茶ノ水駅に着くと、いまでもドキドキします。

  5. フランスへ行きたしと思へどもフランスは遠く~♪ お茶の水は僕も学生のころ通っていました。あこがれや郷愁や、いろいろ詰まっています。

  6. 大昔ですが、御茶ノ水にある予備校に通っていたことがあります。御茶ノ水も、ずいぶん変わってしまいました。好きな街です。神田川の流れが、街のアクセントになっていますね。…一読、朔太郎を思い出しました。(^^)

  7. りゅうさん
    読んでいただき、ありがとうございました。
    フランスは遠く、お茶の水もさらに遠くなりました。
    いまでは懐かしさと悔恨ばかりです。

  8. 長谷川 忍さん
    コメントありがとうございました。
    ぼくは代々木の予備校に通っていました。
    神田川の流れのように、若い日の思い出もどんどん流れ去っていきますね。

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