お嫌いですか

一向に降らない雨を待ち
世界の突端で傘をかたむける
だってもう随分前に梅雨
入ったって言われたのに
湿気と温度は相変わらず
雨の匂いはそこいら中に
やる気のない雨雲が湧いて
期待を込めて眺める人間を
置き去りにし漂っていく
歩き出せばいいだろうよ
いち行政区内で全て足りて
日々職場と家の行き帰りで
梅雨の雨も降らないんじゃ
どうしようもないじゃあない
ちかちかするような雷光
一面白くする霧の雨粒を
心待ちにしたっていいだろ
少しの間踊るような憧れの
遥か広がる上空の

投稿者

神奈川県

コメント

  1. ひたすらステイホームな世の中では、季節を感じることすら難しいですね。いつから梅雨で、いつまで梅雨で、どこから夏なのか、すっかり気にも留めなくなってきましたが、今日の雨を少し感じてみたくなりました。

  2. お嫌いですか、というタイトルは面白いなぁ。僕は雨が嫌いじゃない。この詩にあるみたいに降りそうで降らない曇天はあまり好きじゃない。
    雨に濡れて歩くのはお嫌いじゃない。びしょびしょでもバスタオルで拭く時が好き。そして雷光も好き。
    だけどうっかり靴下をはいてて濡れるのは嫌い。

  3. トノモトショウさん

    梅雨すら分からないぐらい、ひたすら地面見て決まったルートを歩いて過ごしていたのですが、最近天気予報を眺める機会に恵まれたのです。季節感って人間臭くて好きです。

  4. 王殺しさん

    雨は嫌だとよく聞くのですが、その度に心の中で(好きなんだけどな)と思いながら、そうですねと頷いています。靴下がびしょびしょになるのは私も不愉快です。色んな雨がありますよね。

コメントするためには、 ログイン してください。