青空

青空

真っすぐに伸びた
幹の先に青空が
落ちていた
 
放射状に拡がる葉が
群青に浸され
ざぶざぶと洗われている
 
地に縫い留められた体から
暴かれた希いは
この幹を伝って転がり
紺碧の深淵に収束し
 
ひと呼吸を残して
沈んでいくのだ
 
小さな銀色の機影が
高音を残して
切り裂いていく
 
 
 
眩しさ

投稿者

愛知県

コメント

  1. 青空の中で泳ぐように頭の中がひっくりかえりました。
    「ひと呼吸を残して」とても良かったです。

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