うつろい

花を散らす
この風をとめよ
僕は命令する

風は凪いだが
自らの重みに耐えかねて
花びらは降り続く

いつまでも
同じというわけには
行かぬのだ

枝先に目覚めつつある
色まだ浅き葉を認め
魔法の杖を握る手を
僕は力なく下ろした

投稿者

大阪府

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