ロボトミー
僕の頭 冴えない頭
どうでも良いことばっか回ってる
今日何食べようも面倒なんだ
あったかい布団で眠りたくて
ただ 天井 見上げている
なんか、向き合うの
疲れちゃったんだ
どうせ冴えないなら
何もなければ、何もない方がいい
博士は言った。
「あなたの憂鬱晴らしてあげましょう」
僕は言った。
「是非、お願いしたいのですが
僕に払えるのでしょうか?」
「いいえ、対価はいただきません。
ただ、感情は不可逆なもので、
あなたの憂鬱は戻りませんが、
それでも宜しいかな?」
「ええ、喜んで!
この憂鬱が消えるのならば、
僕はなんだってできましょう!」
「それでは同意書を」
ああ、やっと解放される
僕の頭 冴えない頭
どうでも良いことばっか回ってるし
疲れちゃってるし
何もなければ、何もない方がいい
なぎ、せつだん
せかい?
とてもしずか。
世界は静かに満ち足りている!
僕は笑っている
笑っている
僕の足は元気に回っている
ただ 天井 見上げている
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