怪談
たすけて、と
誰に言うでもなく
男の口から溢れる
干からびた布団に
倒れ込んではまた
起き上がり
出かけては
疲れ果てて
帰って来る
誰もいない
廃屋
もう、終わったことを
男は知る術もなく
カタチを亡くしても
くり返している
くり返しているとも
気付かずに
たすけて、と
絶望が、くり返す
たすけて、と
誰に言うでもなく
男の口から溢れる
干からびた布団に
倒れ込んではまた
起き上がり
出かけては
疲れ果てて
帰って来る
誰もいない
廃屋
もう、終わったことを
男は知る術もなく
カタチを亡くしても
くり返している
くり返しているとも
気付かずに
たすけて、と
絶望が、くり返す
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