15歳

誰かに知ってほしくて
誰かに認められたくて
誰かに必要としてほしくて
誰かそばにいてほしくて
ただこの世界の片隅みたいなところで
もがくように
かくれるように
絶望と失望
切望と欲望の狭間で
ただ一生懸命に走り続けて
届かない願いや現実の前で
立ち尽くすしかなかった
時だけは平等に
絶え間なく流れて
いつしか大人になっていく
不条理や理不尽
矛盾や葛藤も抗うことなく
川の流れのように淀みなく
過ぎ去っていく
街の風景もあの日の感情も
諸行無常
何の意味も意義ももたない
人生そのものさえも
でも、誰かのためになりたくて
幸せを探し続けて
小さな歩幅で前を向き
沈む夕日と昇る朝日に
自分を重ねてたあの頃
あの日の澄んだ青空と風は
忘れない

投稿者

東京都

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