端境期

別にいつ手放してもいい
やわらかい輪郭のいのち
ほどけてしまったこころ

朗らかな春の日差し
なんてものはとっくに無くて
これから生まれる君はそれを知らずに育つのだろうか

何かを得たかもしれないって甘い確信
小さな針が刺さったみたいな心臓の痛み
それらもすぐに過ぎ去って昔日

ぼくらは特別なのだと誇示したがるのも
結局は特別でないことの証左で
幼さは確からしさだったね

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