
美しい日々
あまり長くない
ということだけが分かる日に
しんしんと朝日の降る
新しい言葉の萌芽
優しく撫でるような光
皮下の血管
ゆっくり帰りたくて
月を追いかける、と言う
その手を引く
私もそこにいるだろう
未来で見た
過去のあなたの涙の前に
ちょうちょより卑しいたましい
夏に向かって翔ぼうと言う
炎
どこへも行きたくない、と
戒めることもできず
うつむくことも叶わず
緩やかに流れていく時
数えるほどの希望
これは私の病
あまり長くない
そっと叢の雀に微笑う
あなたにはあげない
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