現在地
受話器を置き
ぬるい珈琲をすする
手順の決まった生活に
歌うことを恐れ
見失った現在地に
響いてきた歌は
こぼれた言葉を貫き
鼓動と重なり
弾けた過去から
軛をはぎとって
歌は已み
冷えた空気が
包みこむ
曝け出された言葉は
意味を失い
ほどけて消え
明滅するシグナルは
間延びして
交差点
縫い留められた足と
動き出した車列
乱れのない現実が
歩みを進める
受話器を置き
ぬるい珈琲をすする
手順の決まった生活に
歌うことを恐れ
見失った現在地に
響いてきた歌は
こぼれた言葉を貫き
鼓動と重なり
弾けた過去から
軛をはぎとって
歌は已み
冷えた空気が
包みこむ
曝け出された言葉は
意味を失い
ほどけて消え
明滅するシグナルは
間延びして
交差点
縫い留められた足と
動き出した車列
乱れのない現実が
歩みを進める
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コメント
この詩を拝読する時に黙読していくと、その読む流れが生まれて、なめらかに読めました。この詩の流れは、美しい流れです。
明滅するシグナルは
間延びして
交差点
ここの詩の流れとつながりが特に好きです。
@こしごえ さん、コメントありがとうございます。
何度かの推敲をしたかいがあったようで、うれしいです。