景色の無い道
母に手をひかれ
歩いている
そんなシーンから始まる
間もなく
わたしの足元に穴が開き
どんどん広がっていく

まただ、やっぱりだ、

いつもどおり
落ちそうになりながら
行ってしまう、うしろ姿を見送る
怖いんじゃない
悲しいんじゃない
まただ、と目覚める

会話が苦手だった
いつもひとりだった
頭がよくないせいだ

人目が気になった
いつも緊張していた
自意識過剰のせいだ

仕事に追われ
育児に疲れて
夢は消えていった
けれど
ひとりぼっちの緊張は
つづく

あたまが、おかしいのかもしれない

おかしくない人など
いるのだろうか

おかしなあたまと
未熟なこころが
折り合いをつけながら

今日も 眠る

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