町で

町で

クリーニング店で
ワイシャツを受け取る
      
路地の奥にある食堂に入り      
ビールを飲んだ      

商店街をひやかす
手作りのお総菜に眼がとまる

気まぐれに入った古書店で
ウディ・アレンの自伝を買う
      
六月の空は      
掌編小説のようだ

詩友から
LINEメールが届いていた
      
駆け下りた石段の上空に       
人肌の満月

昏れはじめた横断歩道で
昨日の顔をした私とすれ違う。 

投稿者

東京都

コメント

  1. 内容もすてきですが、二行ずつの連が連なり、軽快に拝読することが出来ました。
    この画詩は、読後に、清々しさが、残りました。
    すてきです♪☆^^

コメントするためには、 ログイン してください。