繫
絶望に身を任せても良いのか
悲しみに浸ることはゆるされているのか
夜空に煙が溶けていく
腕の傷が全てを物語っている
私は許されていなかった
自己嫌悪が好きなんだよ
自己肯定感が低いことを気に入っているんだ
ベッドの上の人形はこちらを見ている
全員がこちらを見ている気がした
布団を頭まで被って目を閉じなければいけない
絶望に身を任せている
絶望は悪いことだと思っていた
悲しみはいけないことだと思っていた
全てが凍り、鬱屈した空気のあの時代が教えてくれたんだ
手の先の冷たさがわかった
頭が悪くなっていく感覚がわかった
1人になっていく感覚がわかった
絶望がベッドの隣に立っている感覚も、全て
ああ、繋がっているんだ
絶望は連鎖して、終わらないものなのか
痛みは悪いことではなかった
同じ傷しかわからないから、抱きしめることはできない
傷跡にキスをして、
痛みをまたつなげていくということなのか
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