スズランの森

「スズランの森」

また「さようなら」が一つ

明日が虚ろに見えて
唇を噛む

せめて今日だけは
「さよなら」と一緒に歩こう

赤子のように甘えたい
泣いても良いですか

繋いだ指先を握りしめて
上目遣いに君はつぶやいた

眼の前に
霧雨に揺れるスズランの
真白な唄の流れる森

滲んでゆく影二つ

足跡は確かな虹色

投稿者

長野県

コメント

  1. 虹を歩いて進む先はスズランの森。
    影が見えなくなるまで見送って、美しくも悲しい歌です。
    何度経験しても、さよなら、は辛いものです。

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