メルストグォン、メッツァーフェルド、そしてデペルゲスモアースのグループによるケップアドエット現象の考察とマイスフィアパッカーウェルの意外なる反論ならびに近代社会が否定してしまった原子的可能性についての最終章
時間もなくなってきたので先を急ごう
最終章
第一節
デペルゲスモアースと彼のグループがそれを発見したのは東歴539年の事であると伝えられている
のちに逆ロータスフィクシアル理論と呼ばれるそれは(理論と呼ばれつつ未だに完全には解読されていないのだが)ファルミアヌ島の地下にあった部屋の壁にファルク文字で書かれていた
薄緑色の部屋の扉には同じくファルク文字で「非異クラブ」と書かれていた
このクラブについてはその後の研究によりメルストグォンが深く関わっているとされているがそれ以外のことはわかっていない。
さてこれから書き記す、壁に書かれていた文字については今回が初公開である。
取り扱いについては読者諸君に任せるがそこは充分注意して頂きたい
一旦休憩にしよう
intermission
休憩 終わり
第二節
そこにはケップアドエット現象のA行程とメセンテスが書かれていた
ご存知の通りそれは構成界におけるルーヴェルトミーニーをより深く破壊するものであり非常に危険なモノである
A行程とメセンテス
グロンガランを最初から明却せず下降千数を等しくフォートして現れたクロルト四肢をぺセストをより濃くした時にマスタル数の計算を行う
そして出た数字をルーヴェルトミーニーの初期モースル装置に仕掛けると非常に精度の高いメセンテスが生まれる
第三節
神は死んでなどいない
なぜなら、最初からいないのだから。
終わりだよ終わり
コメント
おや?終わりだよ終わり。
ん?
>神は死んでなどいない
>なぜなら、最初からいないのだから。
遺伝子の深海に隠してあるメモリーにインプットしました。
そして煙良木真夜氏のネーミングセンスが炸裂しています。題も素敵。
関係ない話かもしれないですが、先日メルカリでマーキィ・ルゥという夭逝した天才芸術家の未発表のシルクスクリーン「エノラ・ゲイの脱糞」が出品されていて、1,200円と安かったので思わず買ってしまったんですね。その作品は古い新聞に汚物を拭き取ったような茶色いシミがついてるだけの、何が表現したかったのかよくわからないものでしたが、新聞の記事が「非異クラブ」に関するもので、そこに意味があるのかなあなどと考えました。しかし、よくよく調べてみると(いや最初から当たり前のことですが)、どうやら偽物だったみたいで、本当にがっかりしています。
トノモト>
マーキールゥに関してはあまり詳しくはないのだが偶然最近彼の名言集というのを横浜の図書館で読んだ。ほとんどの発言はピンとこなかったのだがただひとつ「自分は表現者であるなどという烏滸がましいことは死んでも言いたくない」という言葉はドキッとした。
>トノモトショウさん コメント欄に作品を投稿するという荒技をありがとうございます。