チャイムが早すぎる世界で生きる方法

チャイムが早すぎる世界で生きる方法

【免責事項】
本作品は教育現場の一般的な“あるある”をユーモラスに表現した創作詩です。
特定の学校・教員・学生を描写したものではなく、
実際の授業内容・評価・運営とは関係ありません。
読者が気軽に楽しめるよう意図したものです。
本作品は、笑って楽しむことを目的としたユーモア詩です。
また、本作は自由詩であり、厳密な定型や韻律には従っていません。
***********
人生ぐちゃぐちゃで 道がぐにゃっと曲がっても
ほうっと息をこぼせば
胸のモヤモヤなんて 風が勝手に持っていく。

明日の風がどう吹くかなんて
誰にも分からないまま。
たぶん風自身も 今日のホームルームを迷っているし
チャイムは毎回 なぜか早すぎて心臓が跳ねる。
しかも鳴るタイミングが絶妙で 先生の雑談だけは最後まで聞かされる。

心がビビったら そっと手でつかんで
まあまあ落ち着けよと なだめてみればいい。
心ってやつは テスト前だけ大騒ぎするくせに
先生のここテストに出るよは なぜか信用できない。
しかも本番になると 名前を書き忘れて絶望する。
さらに消しゴムを落として 床をコロコロ転がっていき、
拾いに行った瞬間に先生と目が合う。

そしてレポートは 提出しても提出しても終わらない。
まるで校内に住みついた増殖型モンスターで
倒したと思った瞬間に 次のレポートが後ろから生えてくる。
しかも「締切延長します」と言われたときだけ増殖速度が2倍になる。

迷子の夜でも ほうっと息をこぼせば
世界はちょっとだけ やる気を出してくれる。
ただし体育の後の教室は やる気より汗の匂いが強い。
席替えで人生が決まるし
校内放送はなぜかテスト中だけ音量が大きい。

だから今日も こっそりつぶやく。
まあ 宿題は明日やればいいか。
どうせ明日もやらないけど。
そして明後日は やる気が出るまで待つことにする。

投稿者

東京都

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。