この世界の自画像

この世界の自画像

ちゃっきり節が茶畑を進んで行く、君の方へと
ついいましがた黒糖の蟻が整然と沿革を述べて呪術のしらべで告解する
ナミブ砂漠の愛らしい姿見のその決心に素直な県令を見る
ちゃんとした意見の袋小路にそばかすの娘と逢引きをして
ソエモンチョウの濃く薄く羽に忍ばせている者は
飛鳥の皮下注射のソビエトの水力発電所のイキシャと言うものです
卓袱台の多くのエゾシカが会話のために口をもぞもぞと
はしたない娘の言葉使いのさらに未確認のアストロファームが
電子タバコにゆすりたかりのあめつちのホウコグサに似ていると
相見互いと言うサバンナの現地の人たちに明らかな素面の
ビルボードの歯医者からの指示書によれば、ツールーズは過去に
一角のコバルトにさみしくするばかりに北斗のほうへと
才覚は一段とスローの救援で、蛍の交差する文字に滞り
ジャマイカ式の煙草の葉でくるまれてサノサ踊りにくらいつく
一段とスバルの走りに一球の重みは空気銃を撃つ咀嚼の方法として
見よ、亡くなった人の血は、見よ、生きている人の血は等しく
空気銃で撃つ、人の名は過去へと遡りつつ、古き近代の初めの
ぼことした、発達の歴史にボビーの保険に手ぬぐいに
素知らぬ葡萄酒の奉天の繁華街にしばらくは咀嚼する
このコットンのフリンのこのパジャマのコクテールの
システマチックに私の意味で、それはかしいだ鞄とともに失せる
ボイスははっきりとして、テープはのんびりとして、不幸は素朴で
ちゃっきりぶしが聞こえて来る
その声は娘のために〈さざえ〉が田んぼで歌うのだ
いみじくも舌足らずでもオコンネルの胞子のように
ダビデの星の姿で冒険家で漆喰で
その紡績工場の屋根にひたひたと
オイランソウはゆれている。

投稿者

岡山県

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