ロック’ン’ロールの死
喉の奥に火花があった
踏みつけられて
発せられない声
錆びついて
錆びついて
どうにもならないんだ
終わりにしようよ
ぜんぶ終わりに
もう楽になっていい
切り開かれて
赤に染めて
くらがりを照らす
本物の炎に
喉の奥に火花があった
踏みつけられて
発せられない声
錆びついて
錆びついて
どうにもならないんだ
終わりにしようよ
ぜんぶ終わりに
もう楽になっていい
切り開かれて
赤に染めて
くらがりを照らす
本物の炎に
会員でない方は会員登録してください。
コメント
あぶくもさんも「ロック’ン’ロール」ネバー・ダイズ!って言ってますし、確か布袋もそんなこと歌ってたんでそう簡単に終わりになりませんよ。
でも「ぱっと光って消えちまう」ってのにもたいそう憧れはするわけで、そん時は汗まみれで果てたいな、なんて思いました。
このヒリヒリする感情はロックそのものだし、それを押し殺したり終わりにしたつもりでも、もはや自分の知らないところで腰振ってロールしてるのかも知れないよねー
終わりについて言えば、一般的(?)には、終わりとは 忌む物事だと思うんです。
でも、この詩では、終わりを(どうしようもなく)肯定的に捉えているようで、私個人的には好感を持ちます。
しかし、ここには、のっぴきならぬ生と死の歌があると感じます。まさに、ロック’ン’ロールの死!
楽になっていい、に小さな光を感じます。その光が火口となって、また火花が生じ、ということを、人々は繰り返しているのかも、と思いました。
ロックンロールの死というよりもロックンロールの始まりがこんな感じだったんじゃないかと思いましたが、死んでのち新しいロックンロールが生まれるのかもしれません。
これは強いなーって思いました。驚いてしまいました。
皆さんのコメントが全部するどい(かがやき、ひらめき、濃密……)ことにも驚きです。
今回の企画で一番ストレートに殴られたかなあ。詩って実は一番ロックなんじゃないかと思ったよ。
ひぃ。引き算の極みのような詩ですね
このタイトルを、この短さで表せられるなんて
もう冒頭が大好きです