己の穴

己は穴が開いていた
いつだったかはわからない
特別でない日常がいつしか私に穴をあけていた
この穴からは生きる気力が漏れてゆく
そこに穴のある器のように私から失われる
そこを埋めようとこだわりを張り付けて生きてきたが、皆にとってはそれは邪魔であるのだ
私から穴を塞ぐ術を奪った皆とて、ただ生きやすいように生きる要領の良い者たちでしかない

ただ社会は言う生きるのなら責任を取れと

投稿者

埼玉県

コメント

  1. 穴は言葉で簡単に広がりますよね…。
    せめて、目の前や近しい人達の穴は少しでも塞げる人でありたいな…。

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