
空(栃木・福島旅行記 旅の終わりに)
四角く切り取られた空があった
人は山も海も川も
自由に形を変えて
好きなように切り取る
けれど空はどうだろう
どんなに切り取ったとしても
それは見え方に過ぎなくて
どこまでいっても
一つに繋がっている
指で丸を作って覗き込むと
丸くて小さい空ができる
ぼくは誰にもばれないように
切り取ってポケットにしまう
大きい空だ
旅の終わりに
これくらいいただいても
怒られないはずだ
(備忘録)
旅行期間
令和8年9月17日から19日
旅行行程
17日 福島県猪苗代、会津を回って
栃木県鬼怒川へ
18日 鬼怒川付近散策、会津田島、
再び鬼怒川へ
19日 栃木県内をドライブ
旅行者
きみとぼくと愛犬こてんと
コメント
私はジェームズタレルの作品を見て以来、この写真のように四角く切り取られた空を見るのが好きになりました。私もこっそり切り取ってポケットに入れたいものです。 *AIによる解説:ジェームズ・タレルは光と空間を題材に人間の知覚に働きかける作品で知られるアメリカの現代美術家です。彼の代表的なシリーズである「スカイスペース」は天井に開けられた四角や丸の開口部から刻々と変化する「空」を絵画のように切り取り光と色の体験を生み出すインスタレーションです。
空を丸くかたどって、ポケットに入れて持ち帰る
ステキな発想だなぁ、と思いました
ちょっとこの詩で云いたいこととは違いますが
寺山修司の詩を思い出してました
ある病床の、海を見たことがない、という少女に
僕が見せてあげる、といってバケツいっぱいに海を汲んで行くんだけれど
そこにはもう、波のしぶきも青さもない、ただの潮水で
少女は怒ってしまい、少年もガックリ
さっきまではたしかに海だったのに!
という詩なのですが
ポケットに仕舞って持ち帰った空は
あの日の、栃木・福島の空を
思い出させてくれる空だったらいいですよね(^^)