冬の花火
花火が見たい
遠くからでいい
誰もいない
静かな場所で
君と二人で
咲いては消える
刹那の輝きに
見惚れる君の
横顔を間近で
僕だけが見る
見たいのは花火か
君の横顔か
それとも花火の
光に照らされる
僕らの未来か
花火が見たい
遠くからでいい
誰もいない
静かな場所で
君と二人で
咲いては消える
刹那の輝きに
見惚れる君の
横顔を間近で
僕だけが見る
見たいのは花火か
君の横顔か
それとも花火の
光に照らされる
僕らの未来か
会員でない方は会員登録してください。
コメント
情景が浮かぶようで、花火に照らされる二人の未来が明るいものであるようにと、願ってしまいました。花火は一瞬なので、寂しいような、切ないような、この詩のように、余韻が心に残りますね。
一瞬の儚さに美や意味を見出すのが日本人なんでしょうね。そしてそれを表現するに足る日本語という美しい言語。日本人に生まれて良かったと本当に思います。
横顔の色が変わる様まで目に浮かぶ映像的な詩でした。
最終連の問いも良いですね。
想像で書いた詩ですが、映像まで喚起できて嬉しい限りです。ありがとうございます。
未来が見える
あの音と
夏の夜と
女の子と
遠い、火薬の香り
花火の雰囲気が
祭りのサイドが
感じられました、若い日々
花火と恋と歌
祭、花火ってなんでノスタルジックになるんでしょうね。無邪気に楽しめる歳ではなくなってしまったからでしょうか…。