詩人トノモトショウ
止め処なく溢れ出す言霊と
脳を揺さぶる鋭角パルスの
最も深い部分を切り取るも
閉じた世界を抉るべきだと
少年の姿のままで綴る遺書
宇宙だ 銀河の羽根を繕う
産まれ続ける無意識の潮流
消費に馴れ合う単純な急所
トリップする瞬間さえ嘔吐
モーターの轟音に気付くも
喉元を狙う低周波ナイフの
通り過ぎる核からショート
[TONOMOTOSHO Rebirth Project No.011: Title by 高坂冬威]
止め処なく溢れ出す言霊と
脳を揺さぶる鋭角パルスの
最も深い部分を切り取るも
閉じた世界を抉るべきだと
少年の姿のままで綴る遺書
宇宙だ 銀河の羽根を繕う
産まれ続ける無意識の潮流
消費に馴れ合う単純な急所
トリップする瞬間さえ嘔吐
モーターの轟音に気付くも
喉元を狙う低周波ナイフの
通り過ぎる核からショート
[TONOMOTOSHO Rebirth Project No.011: Title by 高坂冬威]
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コメント
みんないつもありがとう。
時代のせいだと諦めてしまうのは簡単だけど、オレはやっぱり言い続けてみよう。自分の作品ばかり押し付けるように連投すんな、他人の作品にも目を向けて感想書け、それが作品を通じたコミュニケーションってやつだ。
(個人の見解です)
詩の評価に巧拙を持ち出すことはあまりしたくないけれど、こういうの書かせたら、やっぱりトノモトさんは抜群に上手いなあと思う。テクニシャンね(笑)。
感想・コメントは、ぼくも気が向けばつける程度なのであまり偉そうなことは言えないし、人によってはそういうコミュニケーションが苦手な人もいると思うので無理強いはしない。
でも、他者の作品を押しのけるように自作を一方的に連投するのは、なんつーかこう、野暮だなあと思う。
四方から攻められて完敗しました。
自分の遺言として言葉を綴る人は<詩人>と呼ばれるのでしょうか? 一瞬一瞬に滅し、生まれ変わって・・・そして永遠になる?
すげ。どこにでも詩人トノモトショウがいる。フレームも中身もしっかり詩人トノモトショウしてるところがまたすごい。名詞みたいな詩ですな。
タイトルを含めると全部で5人でしょうか。
当時の会長のタイトルなのがまたいいです。
詩行の始まりと終りが上下にタテ書きで読めるようになってるんですね。きっちりしてるし、それらの工夫もさすが。
そして流れるように綴られている言霊のエネルギーを感じる。
トノモトさんの詩の姿にはいつも鋭い優しさを感じます。
すっご……三回読んでやっと気づきました
それでいて無理矢理感がなくて、自然でテンポがいい。流石です。
連投は…自分はあまりハイペースに詩を書くわけではないので、その点ではすごいなぁと思いますけど、一つの詩を熟考したいタイプですし最近の投稿欄が一色に染まっているのは苦手です。
少年の姿のままで綴る遺書
喉元を狙う低周波ナイフの
この二つのフレーズが印象に残りました。どちらも、連の5行目。この箇所にこれらのフレーズがあることで、作品が引き締まります。…少年の姿のままで綴る遺書。よいフレーズだなあ。
おおー、凄い。なるほど。
一行ずつじっくりと何度も拝読させていただき、皆さんのコメントをみながらまたさらにじっくりと楽しませていただきました。
私は書くのも見るのもどちらも好きです。
皆さんの作品をみて、言葉選び、センスや構成、勉強になりますし、
それぞれの方の個性があふれていて、興味深く、楽しませていただいています。
改めてそう思いました。いつもありがとうございます。
一方で、騒がしくしてしまっているかなあと自省、、、ごめんなさい。
kairakutenshi;快楽天使のいっちゃん最後の詩だねー【希望と絶望】全体を占める絶望的な感情と同時に、再生(新生)への期待が感じられるよねー「トリップする瞬間さえ嘔吐」という表現は、すんげー絶望的ですが、「宇宙だ」「銀河の羽根を繕う」といった言葉は、希望の光を暗示しているよねー