傷ぐち
あなたのその氷のように冷たい言葉に
私の心は驚き竦んでしまう
あなたは私と比べ物にならないほどの
批評家であり実力者です
だからこそ暖かい言葉が欲しかった
あなたは私を取るに足らないものと
思っているのでしょう
私は傷つき何日も寝込みました
あなたはいつも正しい
今回も正しかったのです
でもその正しさが人を傷つけることを
ご存知でしたか
あなたは私が打ちのめされていることを
知らないでしょう
人は言葉で死ぬこともあるんですよ
あなたのそっけない態度で
私は死にそうです
私は知らせたい
こんなにも苦しんでいることを
あなたは素知らぬ顔で生きていく
私は死にそうです
私が死ねばあなたの心に
打撃を与えますか
そんなことはないでしょう
ただ小さな心が打ち震えていることを
知って欲しいのです
消えそうに絶え入りそうに
コメント
招来するもの、我々とはまったく、関与せずに、空と時間のように、海と風にように、人間と人間のように、一度も見ることのない場所と、一度も知ることのない感情と、果たせずとも去来するもの、まったく一滴の雨のように。地面に落ちるもの。
坂本さん、コメントありがとうございます。
コメントが詩であってどう受け取ったらいいのかわからないのですけれど、いいねありがとうございます。