智慧の樹
赤き葉くるまれし狭き死に欠落し
全部いたらしめる終末にて
かぜ模様の間をきけ
さっと触れば
上々の爆心地
明日に
虚無を
非A 実体の
ナル 狂言の
不能の
生身の
理由は
知行合一
君に僕さえ
() 始まれ失楽園
↓
非(ナル)Aの楽園
赤い実は落日を模し
地上にきらめき爆ぜ
明かされる一部始終
由々しき不合理の君
欠けた身体の虚しさ
無様に言葉を失って
心のままに狂えれば
生と死の狭間に触れ
行く末知る全能の僕
[TONOMOTOSHO Rebirth Project No.093: Title by 流人]
コメント
みんないつもありがとう。
自己主張したい人達と、コミュニケーションしたい人達では、サイトへ向かうスタンスが全く違うわけで、そりゃ噛み合わないわな。
矢印が効いていますね。現代詩っぽいって言うと嫌がるかもしれないけど、まさにそうだし、現代詩と現代美術の境界は曖昧だなと思います。つまり美術館に飾りたい詩。
人生の時間の蓄積や認知の問題などがいろんな意味で響いてきます。
自己主張したい人達 × コミュニケーションしたい人達
は、噛み合わないのはわかる。
でもどちらでも単に作品を読むのに不都合はないかも