風鳴る小径
風鳴る小径に足跡つけて
まだ朝靄の夢の中
白み始めた青い雲
木々の梢が送り出す
風鳴る小径に虹架けて
雨粒連れて雲が往く
雨上がりに咲く傘越しに
金色の粒が落ちてくる
風鳴る小径に小夜更けて
雀の塒を探しましょう
明日は何時に起きますか
目覚ましの音は要りますか
雨降る宵が明けまして
曇り曇って明日は晴れ
あたたかい風が吹くでしょう
風鳴る小径に足跡つけて
まだ朝靄の夢の中
白み始めた青い雲
木々の梢が送り出す
風鳴る小径に虹架けて
雨粒連れて雲が往く
雨上がりに咲く傘越しに
金色の粒が落ちてくる
風鳴る小径に小夜更けて
雀の塒を探しましょう
明日は何時に起きますか
目覚ましの音は要りますか
雨降る宵が明けまして
曇り曇って明日は晴れ
あたたかい風が吹くでしょう
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コメント
湿度感があります。曇りの日の、それは語り口でもありますが、それだけではないでしょう、作者の精神の湿度です、失われることのないように、曇り空の日を歩きます。
@坂本達雄
コメントありがとうございます。
ひと雨ごとに春が近付く、そんな気持ちで書きました。青嵐の前にも湿った、あたたかな風が吹きますね。もうじきまた春がやってまいります。