for the first time
会いたい思いが
散るように地下に降りる
差はうまれないし
うたうたい
愛を
少し過ぎていく
ゆったりとしたスピードで
聞いていた
あのこは耳が聞こえない
思っていたよりも早く
人生が
前足を前席に膝かける
暖かい夜に
タトゥーのように
思い出し
思いこがれる
低空を
街道を
魂の雪の塊が
溶けながら
強く固く
愛を見ている
ほら
あなたの子供に
うたを
ほらね
踊っている
細い枝が出て
マンホールにタトゥーを刻んでいく
鍵を投げて
スローモーションで
ピアニストが
気に入らないようで
とてもふさわしい曲を
鍵盤を
くれた
いつもありがとう
本当に感謝が
いつも使っていた駐車場
バスの窓に濡れた女の子が
暖かい
会いたくて
散るように地下に降りる
ブルーのタイルが丸い
ああ、あれは飛行船の
天体からの
光年
いや違う
本当に愛していたよ
信号のない
街道を
タクシーが
右折で
流れ込んでいく
コメント
すこし酔ったわたしは、すこし酔ったまなざしで、世界のすみをみつめるでしょう、そこにあるものは、人形?、あくまであとずさりする、ゆれるわたし、せわしなくするのは、水滴?、透明なしたたり。
ジャズのように音楽的な詩の中で、雪の塊は発光して、何かいいものが詩人のハートの裡(うち)にある。
@坂本達雄
ありがとうございます!
@服部剛
服部さん、ありがとうございます!
なんか、いいもの
これをマーケティングしなくちゃ!
那津さん
そうしましょう✨
>会いたい思いが
散るように地下に降りる
詩を追いかけて一緒に地下に下りると、コロナ前の世界にタイムスリップしたような気がしました。パンデミック前の世界に置き去りにしてきたものたちに、会いに来たかのように。。
@渡 ひろこ
渡さん
コメント、ありがとうございます!
なかなか良い出だしだなぁ
そうですね
この詩を読み返すとまるでコロナなんて無いかのような錯覚を見ます