022

022

昨日を
開け放って
今日を
迎え入れよう

五月に
満たされた部屋で
何処へ
行こうか考えよう

思いつかなければ
それでいい
透き通るまでには
まだまだ時間があるから

投稿者

東京都

コメント

  1. この詩を拝読すると何となく安心感をおぼえます。
    写真の窓は、窓らしい窓で すてきな窓ですね。窓のガラスに5月がうつっていますね。

  2. 思いつかなくとも
    いいのですよね
    そこは、ありがたいです

  3. 最終連目、いいですね。
    思いつかなければ/それでいい/透き通るまでには/まだまだ時間があるから
    その時間の流れを、想っています。
    …透き通るまで。

  4. @こしごえ さん
    >コメントありがとうございます
    安心していただいて良かったです。
    書いたのがGWの真っ最中だったかもしれません。
    洋館の窓は素敵ですよね。部屋の中はカフェになっているのですよ。

    @那津na2 さん
    >コメントありがとうございます
    むしろ思いつかないほうが良いのでしょうね。
    五月の程好く乾いた風はそんなふうに思わせてくれます。

    @長谷川 忍 さん
    >コメントありがとうございます
    最近ようやく時間との折り合いがつけられるようになってきました。
    これからは、せいぜい撮らされたり書かされたりしたいものです。
    透き通るまで。

  5. なんてすばらしい作品なんでしょうか!
    よどんだ空気の入れ替えで「風」が生きる元気や希望を運んでくれるような気がします。
    「昨日を開け放って 今日を迎え入れよう」
    「五月に満たされた部屋で」心まで解き放つような描写があまりにも素敵でしびれました。

  6. @ザイチ さん
    >コメントありがとうございます
    毎年5月になると必ずこのパターンの詩を書いています(笑)
    たぶん五月の風と光がそうさせるのでしょうね。
    窓は好きなモチーフです。見る/見られるの接点のような気がするからです。

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