語り合うは沈黙
語り合うは沈黙
照明によって浮かび上がる
僕の影
歩く度に時計の針の様に
くるくると僕の周りを
回っていく
壁に掛けられた額縁の中で
こちらを見つめる名も無き
絵描き達の魂の形
彼らの眠りを妨げない様に
僕は歩いていく
足音一つがこの場所では
悲しみを生み出しかねない
静かに歩く
語り合うは沈黙
照明によって浮かび上がる
僕の影
歩く度に時計の針の様に
くるくると僕の周りを
回っていく
壁に掛けられた額縁の中で
こちらを見つめる名も無き
絵描き達の魂の形
彼らの眠りを妨げない様に
僕は歩いていく
足音一つがこの場所では
悲しみを生み出しかねない
静かに歩く
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コメント
沈黙ゆえに、ひらかれていく世界が、あるらし、ひとつの音が、それを問いとし、ひとつの音が、それをこたえとする、沈黙はめぐる、めぐりてのち、ただ静けさを、知る。