夕暮れから(ソネット)

詩を語る樹の下で
私は独り夕暮れを見る
白濁した周囲の刺青の
万感色に輝き渡る

緑色の夢よ 覚めるな
虹の架かった空中に
雨上がりの予感した
爽やかさよ 覚めるな

空が砂漠のように
陽を照り返している
虹は呼吸する その脈拍を―

影でいっぱいの海になった
夕闇が 明日の予感で
私という船を準備する

投稿者

岡山県

コメント

  1. なんだか、叙情的な作詞ですね。ことばづかいが、丁寧でロマンチックです、才能あると、思います。わたしは、48才で、昔から夢だった詩人デビューしました。覚歩Sundayというペンネームで、投稿しています。ぜひお読みくださることを、祈ってます。覚歩は、戒名です。19才の、とき、戒名を、いただきました。これからも、世界平和やわ、祈り毎日仏像に、祈ってます。コメントおまちしています。

  2. 覚歩Sunday様。

    コメントを頂きました。

    ありがとうございます。

    戒名、というのは生前でも頂けるのでしょうか?

    私も、平和を祈っています。

    各地での闘争、またはそれに伴う残虐行為。

    これは、いけません。

    先ず、微笑みから。

    そのように思います。

    ありがとうございました。

       武中義人。

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