七夕前夜

予定は狂うだろう

内なる神からの指示に
試される勇気を用意する

それはまさに
かつてそうであったかのように

実に手際よく
昨晩の狂い酒を残したままで
遂行される

夢うつつ
暖かな部屋で行ったり来たりと
意識は揺れ動いていた

孤立無援
いつもの事だ

1つの回答により
広がる無限の質問を
選び認め許したのはこの僕だ

威圧的な孤独から遠ざけられ
よき直感と運を楽しんでいる

朝に語りかける
チャウチャウ犬を連れた
初老の中国スパイよ

絶望の果てに見た
退屈との折り合いの中で
あんたは昔金儲けを
ひたすら行なった

恐怖の異臭を
全て犬どもに嗅ぎ付かせ
礼節を慮りながら
それを知る人を
足蹴にしたな

人生において
その冬が到来する時

火の使い方を説いた男から
火は盗めない事を
無知なままの知恵で
チャウチャウ犬は知るが

あんたは
知らずに逝くだろう

春に発情し生光りする泥人形達
老人にもオマエ達にも同情しない

花から花がバトンを渡しながら
路上を彩るが
季節は分割されたまま
今日も君達を試す

どのみち人は埃に還るが
神は埃には還らない

頭上には
太陽が昇り
風は君を責務の場まで運ぶだろう
頭上には
太陽が昇り
風は君を眠る場所まで運ぶだろう

勝手知らんがままに運べ風

例えばその過程において
強烈な雑念に惑わされようと
創造して行く冒険野郎精神で
未だ見ぬ領域へと
電撃的に
参加するであろう人々よ

利用されているでなく
しでかしたぞ!
ぐらいで
丁度いいのだ

祝福と勝利は
常に君の側にあり
盲神とてある事に
内なる存在神は語る

約束の地を目指す時に
沈黙してはならない!

重なる虚実の事実の襲来を

眠った時ですら
僕たち末裔は打ち破って
行かなくてはならない

今日こそ君に
逢いにいかなくては、、、

投稿者

東京都

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