とんぼの涙と今日の空
それほど
私の愛は深くは無いので
終わらせてやることは出来ません。
ただ、魂のそばに在るだけ
それしか出来ません。
ああ何故だ
何故
と今は
のっぴきならないことを
問うのは止めよう。
とんぼは頭をくりっとする
とんぼの翅がお日さまの光を反射して
きれい。きれいだ
悲しくても 切なくても 苦しくても
自分で死ぬことは出来ない。何故ならば
自死はあの人にゆるしてもらえないので
生きるしかないのだった。
あの人は
死にたくないのに死んでしまったの
だから だから私は
生きる
最後にゆるしてもらうまでは
死んだ人の魂と共に生きるんだ。うん
とんぼは飛んでいった
愛
愛か 私の愛は
傷だらけでさ
魂も蒼くぼんやりさ
これは
自分で選んだのさ。自分で
それでも今日の空だけは深く澄みわたっているのです
コメント
※ 詩「とんぼの涙と今日の空」 初出 日本WEB詩人会
ああ、なんとも、素敵な詩です。
個人的にとんぼのことを思うと子どもの記憶が刺激されます。
@たちばなまこと
たちばなさん コメントありがとうございます。
ああ、たちばなさんに そう言ってもらえて、この詩も私も幸せです。たちばなさん、ありがとうさま☆^^
ああ、とんぼはそうなのですねぇ。子どもの記憶って、貴重ですね。田舎ではとんぼは当たり前のように今も居ますが、都会では、とんぼは居ないような気がする。東京に私が居た頃のことを今の今思い出そうとしても、私が住んでいた辺りでは とんぼを見た記憶が無いです。忘れてるだけかもしれませんが。
たちばなさんのおかげで、この詩を書いてここぽえ会で発表出来て良かったと思えます。^^
こしごえさんの詩はいつも重厚なテーマで語られながらも、本当に最後が素敵で大好きだなぁ。
@あぶくも
あぶくもさん コメントありがとうございます。
ああ、あぶくもさんにそう言ってもらえて、じんわり目頭があつくなり泣きそうになったですよ今さっき♪^^感動♪
ふふ、冗談じゃ無く。うん。あぶくもさん、ありがとうさま☆^^
うーん、私の場合、特に最近の作品はそうなのだろうけど、自分の私生活での経験や思ったことなどが作品に大きく影響しています。
苦しみや不安や悲しみが絶えない。それらを何とか詩に昇華させたいのかもしれません。でも、そんな中でも、気付けば幸せはすぐここにある。気付けば幸せは身近にありますよね。そういう詩を書きたいのかも。
あぶくもさんが、私の書く詩をいつも大好きと言ってくれて、とっても嬉しいです♪☆^^
こんにちは。
ぼくにはたかいたかい空が見えました
ひこうき雲って歌ありましたね。
松任谷由実でしたか。
こしごえさんが描かれると
ミニアチュールでそれでいて、、
と
ここから言葉が出てこないのですが
それが嬉しくもあります。
ありがとうございます。
@wc.
wc.さん こんにちは、コメントありがとうございます。
おおっ♪^^wc.さんには、この詩からたかいたかい空が見えたとのこと。この詩で描きたかった大事な空なので、wc.さんにそう言ってもらえて ありがたく貴重に思います。
松任谷由実さんのその歌は知りません。でもその歌を聞けば分かるかも。^^;
この詩をミニアチュールとして、思い描いてくれて嬉しいです。
そして、wc.さんが嬉しくなってくれて、私も嬉しい。
wc.さん、こちらこそ ありがとうさま☆^^
これがこしごえさんの詩なんですね。寂しいようですが、全体的に透明感があり最終行で締める… 見事です。
レタス拝
追記 こしごえさんの詩が沢山あるので楽しみにしております。これから毎日1作ずつゆっくりと拝読させていただきます。有難うございます。尚、こちらからコメントさせて頂きますが、返信はご無用に… レタス拝
@レタス
レタスさん コメントありがとうございます。
はい、元々私は、自由詩(主に抒情詩)を今から24年前の2000年から書いてきました。五行歌は、2021年から書き始めたので、五行歌を始めたのはずっと後からなんです。
レタスさん、レタスさんがこの詩を読んでくれて、そのように言ってくれて、ありがたく貴重に思います。
レタスさん、ありがとうさま♪☆^^
詩は、読者あっての詩だと思っています。もちろん、詩作品自体が独立した存在でも(も)ありますね。
読者が、その詩から、さまざまに感じたり思ったりしてくれることが嬉しく貴重に思います。
なので、
レタスさんが ご自分の貴重なお時間などを使って読んでくれて、こうして私が書いた詩から、さまざまにご感想などをしてくれることは、ありがたいことです。拝礼 ^^
他の人にはないオリジナリティがあり、
よい語り口で、やはり広茂さんは優れた詩人です。
@服部剛 さん ありがとうございます♪
さまざまな詩や詩人を知っている 剛さんに そう言われて 光栄です。^^