友川
友川への幻想はハイライトの煙と共に消えていった
無残ですら美であると教えてくれた
ひとりの飯の寂しさを教えてくれた
訳のわからん気持ちを怒鳴っていた
訳のわからん絵を描いて売っていた
友川、そんな友川とおさらばした俺は
人間を辞めるために
ブレーキのない車輪で夜へ急ぎ
人間を諦められずに
月がけちらされた後の朝を歩いた
海には空が沈んでいて
空には海が浮かんでいる
眺めることしかできなかった
それは友川から教わった空だった
友川への幻想はハイライトの煙と共に消えていった
無残ですら美であると教えてくれた
ひとりの飯の寂しさを教えてくれた
訳のわからん気持ちを怒鳴っていた
訳のわからん絵を描いて売っていた
友川、そんな友川とおさらばした俺は
人間を辞めるために
ブレーキのない車輪で夜へ急ぎ
人間を諦められずに
月がけちらされた後の朝を歩いた
海には空が沈んでいて
空には海が浮かんでいる
眺めることしかできなかった
それは友川から教わった空だった
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