YOASOBI
世間では夜遊びが流行っているらしいが
夜九時を回ると俺の町には人がいなくなる
路上に散らかる月光を踏み潰しながら歩く帰路
太陽を目指して街灯に行き着く害虫を眺める
この糞田舎で訳も分からず始まって
この糞田舎の腑に落とされて終わってゆくのだろうか
このまま終わってたまるか、などと
このまま同じことを詩にして終わってゆくのだろうか
熟知している町の中でさ迷う俺の琴線に触れることなく
夜空は世界中の黒が足りなくなるまで塗り尽くされてゆく
世間では夜遊びが流行っているらしいが
夜九時を回ると俺の町には人がいなくなる
路上に散らかる月光を踏み潰しながら歩く帰路
太陽を目指して街灯に行き着く害虫を眺める
この糞田舎で訳も分からず始まって
この糞田舎の腑に落とされて終わってゆくのだろうか
このまま終わってたまるか、などと
このまま同じことを詩にして終わってゆくのだろうか
熟知している町の中でさ迷う俺の琴線に触れることなく
夜空は世界中の黒が足りなくなるまで塗り尽くされてゆく
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