ちゅういんがき

大嫌い
って言ってみたら
大好きです
なんてこぼれちゃう

大好き
って思ってみたら
そんなはずない
って泣けてきて

大嫌い
って音は
機らいのようだ
なんて浮かべたりもして

大好きだ
っていう台詞(セリフ)なのに
「誰なんですか?」
ととぼけてもみたら

大嫌いん
っなんてこともないん
っじゃないかいん
っちゅう、と鳴いてくる

大嫌いん
っちゅうのは
大好きん
っちゅうこと
かものはし

うん、きっとこの調子だ
もうこのくらいにしてやって
少し、よこになろうと思っ
ちゅう
 
 

 
 
 
 
嗚呼………くだらない
くだらなすぎて…好き
 

投稿者

コメント

  1. はじめまして

    可愛らしい口調と、言葉遊びが楽しくて
    読んでいたら、いつの間にかこの詩が好きになってました(#^^#)

  2. 若い頃、好きだった人のことを、ふと思い出しました。好き、というのは、こういうことなのかな。…上手く言葉にできない。

  3. @雨音陽炎

    雨音陽炎さん、受け手の数だけそれぞれの受け方があるのでしょうね。お読みいただきありがとうございました。

  4. @長谷川 忍

    長谷川 忍さん、
    上手く言葉にできない
    というお言葉、なぜだかとても嬉しく感じてしまいました。
    若い時の恋でもなんでも、なにか、機械が故障でもしたような、とんでもない状態って、言葉にできないような、いや、よくわからないものを言葉にしようとするような。。そんな感覚、なんでしょうか。言語化できないことに苦しんだり悩んだりした時もあれば、そんなことよりも感じてることを感じたりとか。でもいままで感じたこともない感情故に、揺さぶられまくってたんだなあ、とふと昔を思いだしたりも。。(乱文すみません)
    実感を掬っていきたいです。

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