しぜんとにんげん

自然の美しさを見れば

どんなに汚い世界も

醜い心も

涙が出るほど清らかな

温かい気持ちになれる

科学がどんなに発達しても

きっと僕らは

土や緑からは離れられないんだ

投稿者

コメント

  1. この詩は、無駄を省いたシンプルな文章で出来ているけれど、とても大切なことを伝えていると感じます。
    タイトルも分かりやすくて、個人的には好きです。
    この詩、すてき。

    作家の埴谷雄高(はにや ゆたか)さんの言葉で、「さて、自然は自然に於(お)いて衰頽(すいたい)することはあるまい」という言葉があります。(※この「」内の言葉は、埴谷雄高著 『不合理ゆえに吾信ず』現代思潮社より引用)
    この詩を拝読して、埴谷さんのこの言葉を思い出しました。

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