5千年前
ウツラウツラと
油を売って
撃つ 痛
手癖が悪い
あんたは傲岸不遜
あんたは眼光紙背
あんたは理解不能
選別だ
馬を探せ!
牛を探せ!
36.3℃の平熱だろ
便所で吐いたら
胃液と陰暗な17時
消えてはみえて
ただのシミ
これならと出勤してみる
ウツラウツラと
油を売って
撃つ 痛
手癖が悪い
あんたは傲岸不遜
あんたは眼光紙背
あんたは理解不能
選別だ
馬を探せ!
牛を探せ!
36.3℃の平熱だろ
便所で吐いたら
胃液と陰暗な17時
消えてはみえて
ただのシミ
これならと出勤してみる
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コメント
いいなあ。この言語感覚は素晴らしい。
ひたすら羅列された言葉によって、じわじわと全体が見えるようで見えない形こそ、詩の理想的な姿であり、真理ですらあると自分は思っていますが、まさにそのような作品だと思います。
前回に続きコメントをして頂いて、大変有り難いお言葉をありがとうございます。
15年ほど前にこちらのサイトに投稿したことがありましたが閉鎖され
最近また新たにサイトが運営されたと聞き投稿してみました。
素直には書くことが苦手なので
遠回しになる書き方になってしまっていると思います。
なので、この度のコメントに大変に驚いています。
僕が書いたものにご理解をしてくださりトノモトショウ様大変ありがとうございました。
また書いていきます。
結びで作者と社会との現在の距離が感じられ、もう一度読み直したらなんとなくすっと入ったし共感ぽい感情も持ちました。
しかし以前千年前を書かれていて、この作品は5千年前とそれよりも前のようなので、現在の距離、なんてまったくの読み違いかもしれません。
コメントをありがとうございます。
題名に関しては意味がないと考えており
時間も距離も場所も一つの退屈で
何の意味ももちません。