この世に普通は

君がこの世に普通は
ないと教えてくれた。

僕と映画に行こう
映画を観終わったら
二人で語り合おう
僕と付き合って

君は一人で何でも
出来るんだね
僕は一人で何でも
出来ないんだよ

お洒落な店で
お洒落な料理
そして・・・。

それが普通のデート
僕はそのデートに
憧れていた
僕は普通じゃないのに。

君が電動車椅子に
箱乗りやウイリー
僕にさせて楽しんでいた
僕は電動車椅子に乗っていた。

君と会っていると僕は
今の自分を忘れられた
いつも笑ってくれる君

君がこの世に普通は
ないと教えてくれた。

投稿者

山口県

コメント

  1. 普通とか普通じゃないとかって
    基準となる誰か、が必ず存在しますよね
    でもその基準って、一体誰が決めてるんでしょう

    普通じゃない人間なんて存在するんでしょうか
    と、私なんかは思ってしまうのですけどね
    変わってない人間なんか
    この世の中、ひとりもいませんよ!

  2. 君がこの世に普通は
    ないと教えてくれた。

    この詩で、このところが 特に好きでぐっと来ます。

    kunioさんは、「君」から、大事なことを教わりましたね。すてきなことですね♪☆^^

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