運

紫から黄へはこんだり
黄から紫へはこんだり
蜜は甘いねおなじだね

赤から青へはこんだり
青から赤へはこんだり
蜜は甘いねおなじだね

花から花へはこんだり
蕊から蕊へはこんだり
粉に違いがあるんだね
蜜は甘いねおなじだね

あなたのところにやってきて
ふれて
あまいこころをひきだして
さって
あまたのこころにやってきて
ふれて
あまいところをあつめまるめて
さって

ぶんぶんぶぶんぶんぶぶん

花から華へ
耳から字だへ

はおとならして
文部分

花から花へ
渡っていくの
|要請されて
|養成されて
|幼生たちは
妖精になるの

絵:mg3/めぐみ https://x.com/onehurmans
写真:https://pixabay.com/ja/より

投稿者

大阪府

コメント

  1. リズミカルなコトバ使いが気持ちよく
    花から花へと蜜を吸ったり花粉を運んだりしている
    ミツバチの気持ちになった気分(^o^)

    やっぱり甘いものは心惹かれるんでしょうね
    人間にしても、他の生き物たちにしても
    甘い誘惑(喩えが古くさいか^^;)なんちゃって

    失礼しました

  2. @雨音陽炎
    コメントありがとう!
    甘いという感覚はなぜ発生し、そのありかがなぜ分かるのか、探すのか、蜂を見ながらそういうことを考えます。

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