明朝のスノードーム10

「あなたには大切がたくさんあるよ」って言葉で見放さないで。君の温度感忘れそう。やさしさがもう分からない。にこにこ笑う目線が私に向けられた時にああ生きてるなって思いたい「忘れられる」という感覚を知ってしまったからこわい。今は、今でさえ視界にギリギリ居るぐらいなのに他の誰かを知っちゃったら私は過去になる。当たって砕けたひらがな4文字。わたし宛てじゃないものばかりが増えていく。冷え切った渋い紅茶に縋る夜もある。
味に気を取られて何もかも忘れたい。

投稿者

福岡県

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