夜明けを待ちながら

夜明けを待ちながら

夜明けを待ちながら
彼女の詩を読んだ

空色の服を来て
夕暮れに紛れ込んだ

死をうたった彼女は
死についてよく考えていた

そんな彼女もいってしまった

夜は明けた
朝露のかおり
けぶる町並み

閉じた本から栞紐がたれる
あたらしい今日がはじまる

投稿者

栃木県

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。