時には 負けるが勝ち


無から始まる
何かもあるだろう
その時
時は生まれて
永遠は
無より
先にもある
永遠の



存在
今朝
鳥のあいさつを聞いて
自らの存在を確認
昼過ぎ
村の公民館の
階段で
日なたぼこ
悲しみを
笑うな
悲しみは
悲しめ
お日さまがまぶしい
とんぼの翅が光りながら
横切っていったあとに
真上の青空を見上げると
白い雲はぽかりぽかり
風に乗って
どこかへ行くところ
時には
負けるが勝ち
このいのちは
いのちの上に大切にあるのだ

投稿者

コメント

  1. 最初の三行で、おごそかさ、淡々さ、を感じて、そうして読んでいく。
    力強さ、そんなこと、浮かびまする。。(ほろ酔い失礼しました)

  2. @ぺけねこ さん ありがとうございます♪
    ああ、この詩は、淡々としたのを書きたかったので、ぺけねこさんに そう言ってもらえて嬉しいです。^^
    それと、力強さまでも、感じてくれて、ありがたいです。よかった。(ほろ酔いいいですね♪^^)

  3. 自分を大切にするための「負けるが勝ち」なのですよね。率直な言葉たちが心にストーンと落ちてきました。
    大切なのは自分であって、自分が見ている穏やかな景色だったり、自分のことをいたわる優しい気持ちだったり。
    真正面から向き合うのではなく、ほどよくかわすこともたいせつな選択肢の一つなんですよね。

  4. @ザイチ さん コメントをありがとうございます♪^^
    そうですねぇ、ザイチさんのおっしゃる通りです。自分を大切にするための「負けるが勝ち」、この いのちの為。
    この詩で言ってることが、ザイチさんの心にストーンと落ちたとのこと、そのことを貴重に思います。

    まあ、負けるが勝ち、というのは、たぶん、お互いの為でもあるかと思います。
    そう、それも選択肢の一つ、ですね、時にはね。
    まあ、そうですねぇ、要は、お互いに、平穏で おだやかに付き合えれば、いいですよね。うん。^^

  5. わー。
    視線と感じるものが拡がった先に最後の1行が来て、感嘆したのでした。

  6. @ザイチ さん ありがとうございます♪☆^^
    ザイチさんのその お心が嬉しくありがたいです♪

  7. @たちばなまこと さん ありがとうございます♪
    たちばなさんが、この詩を感じたりしてくれた上に、そう言ってくれて貴重に思います。^^

    そうですねぇ。時には 負けるが勝ち、というのは、基本的には、大きい視野で見れば、お互いの為なんだと思います。
    でも、突き詰めて行くと、自分のこの いのちの為に負けることも大事かなぁ、と思うんです。

    まあ、

    このいのちは
    いのちの上に大切にあるのだ

    というのは、その前の行からは、飛躍してるとは思いますが。たちばなさんが、そこら辺をうまく汲んでくれて、ありがたいです。
    たちばなさん、ありがとうさま♪☆^^

  8. こんばんは。
    きちんと、あなたの感情はそのまま、あなたの感情として、うけとめなさい、と、文字で伝わるのは、すごいな、としか。

  9. @wc.
    言葉足らずでしたね。鳥肌たちました。すごいなあ。

  10. @wc. さん ありがとうございます♪
    こんばんは、拝礼。^^
    うむ。
    基本的には、その言葉があって、読者が何かを感じるものだと思います。
    けれども、それは、wc.さんが、この詩を、読み込んでくれたからこそ、そういう伝わり方をしたのだと思います。
    私は時々思うんですが、読者あっての詩作品だと思ってます。だからwc.さんが、そう感じたり思ったりしてくれたことが貴重で ありがたいです。
    wc.さん、ありがとうさま♪☆^^

コメントするためには、 ログイン してください。