なぞなぞの応え③
「くずと娼婦」
私が肉欲に飢えていると思った?
おあいにくさま
そっちはずいぶん修行を積んだの
なんにも考えてないのに濡れて濡れて溢れてくるなんて初めてで
だからナゼ?を知りたくなっただけ
あなたがくずなら私は娼婦
寝た男は軽く数えて二千人
男なんてみんなおんなじ
女を悦ばせて征服したいだけ
愛の行為を私は知らない
絶頂はくしゃみに近いらしいと言ったら
全然違うと嗤われた
いちど妙に気持ち良くなり始めて
見ず知らずの男は嫌だと
全身全霊で拒絶した
くずが真摯な詩を書けるはずがない
そんなことは見てれば解る
生きる過程でどれほど罪を犯しても
私が全部、赦しましょう
私は娼婦(或いはマグダラのマリア)
全てを赦します
みんなみんな、幸せになれ!
いのちにたいして敬意と祝福を!
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