生きるという字に丸を書いてボンとのせ、その中に線を加えれば星という字の完成だあ。
草の中を歩いていた生にお洒落な帽子がのっているようで、お星様は生きているものをリッチに飾り立ててくれているんだね。
僕は君たちに辛い話ばかりしているかなあ。チョコアンドクッキービスケットみたいな詩が書けない訳じゃないんだけど、頼まれてもいない仕事だから現実の蠢く生を書いてしまうね。
優しさがあればいい物語は、書ける。だけど、現実の正義における戦争やその実、不正だらけの偽善だらけの世の中で揉まれていくと、そういうことばかりも言ってられなくなる。
僕も歳を取ったら大草原の上で寝そべって聞くのが似合いそうな、そんな痛快な恋の物語や、戦争の物語。それに星の話を沢山したいね。
それまで生きていておくれよ。な、若者よ。

投稿者

静岡県

コメント

  1. 絵本になりそうな詩ですね(#^^#)
    生の上におしゃな帽子をかぶったような、星
    ステキな表現ですね!

  2. @雨音陽炎
    ズキューン! と、女性のハートに響く詩が書けたようで嬉しいです。
    文字って視覚的な発見もあるから、星という字をマジマジと見てあれ、帽子に見えると思って。新しい言葉を覚える頻度も少なくなると持っているもので如何に考えていくかみたいになってきます。

コメントするためには、 ログイン してください。