北朝鮮兵士、叫ぶ!
恐怖故に従うことが当たり前
恐怖故に従うことしか知らない
俺たちは黙々と死の行軍を続ける
死ぬことは明白だ
最前線の捨て駒なのは誰もが知っている
逃亡しようとした者は
味方であるはずの上官に撃ち殺された
最前線で死ぬ。
逃げようとしても死ぬ。
もう限界だと叫びたい。
俺たちだって生きたいと叫びたい。
恐怖故に従い続けた先は不毛な墓場。
…もういい!…もういい!…もういい!
後にも先にも死ぬのみならば、
俺は、勇気を出して叫ぶ!
ありったけの勇気でいのちを呼ぶ!!!
みんな、立ち上がれ!
恐怖の鎖をぶったぎり勇気を灯せ!
上官をぶち殺せ!
叫んでやる!叫んでやる!叫んでやる!
生きたい!生きたい!俺は生きたい!!!
上官ぶち殺して逃げてやる!
いいさ、独りだってそれくらいはできる。
思い出せ!俺たちは家畜じゃない。
思い出せ!おまえたちにも戦った記憶があるはずだ。
良い学校に入るため戦った。
好きな子を射止めるため戦った。
何でもいいんだ。
戦ったことを思い出せ!
戦えることを思い出せ!
どうせ死ぬなら、俺は俺に服従を強いる奴と戦って死んでやる!
構うもんか、やけくそ上等だ!
歌え歌え歌え、高らかにいのちを歌え!
逃げろ逃げろ逃げろ逃げろ、いのちを携え逃げろ!
俺が死んでも後に続け!
束になれば、上官ひとりくらいどうとでもなる!
忘れるな!生きたい!
それだけを、強く強く握れ!
きっと逃げ切れる!
自分たちを信じろ!!!
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ロシアに、北朝鮮に、
ウクライナの国境で捨て駒にされている無名の兵士たちに捧げます。