不確かな断言
海は山でも、ある
山は海でも、ある
しかしながら、山は海ではないし、海も山ではない
この答えは矛盾しているため、問題がある
問題は答えである
答えは問題である
しかしながら、答えは問題にはならないし、問題も答えにはならない
そうだろうか?
問いは、イエスとノーの真ん中にある
イエスを星と崇め、頭上に輝く天国と
ノーを星として崇め、地下にある地獄
合間に線を引きて、その上に立つのが、地上と言う疑惑の世界
問いに対し答えが出るまで、人は疑惑の世界に踏みとどまる
現象をこの三つの視点で割ると、それが解釈になる
矛盾は時系列の歪みから、生じる
順を追っていない故に、この世界の本質を表す
ある時に人は人を嫌いになるし、ある時に人は人を好きになる
ある時に人は人でなくなるし、ある時に人は人に舞い戻る
R時に、人はLことをするし、N時は、Sことに耐えることをするだろう
人は人でなくなった時、海になることもあれば
人が人になる前に、海であったこともあるかも知れない
人が人でありながら、海になることは出来るだろうか?
人は本心とタイミングさえ合えば、海になることが出来る
無心になりて忘我の中にいる時、人の心は形を変え、なんにだってなれる
人生について考えることは
本心が人でいたいと願っていることについて、考え続けるようなものだ
答えが出る頃には、貴方はもう人ではなくなっているだろう
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