つれづれ3

あさ

3時

ひとりぼっち以下小数点が
時計を眺めながら
ひとつひとつ秒針をうつ
お弁当を作っても
長針が
朝を持ってきてくれない

いつまでも
3時が続くような気がして
もう一つお弁当を作ろうとする

薄明るくなると
どこかで
だれかが
なにかを
はじめている気がして
なにかが
すこし
はじまったきがして
ほっとする
新聞が届く

わたしの朝は
時間がとまっている

窓の外
寝静った
街灯が
ぽつんと
ひとりを
つきつけてくる

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