077

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書けないのなら
書く必要がない

心の縁から
投げ込んだテーマが
もったり沈んでいくのを
焦げたトーストを齧りながら
眺めていた

書けていないのなら
書く意味がない

心の底を
彷徨うメタファーが
苦い気泡を吐いているのを
ウヰスキーを舐めながら
眺めていた

深夜
もぞもぞと
心の真ん中に
勝手に花が咲いた

慌てて寝床を抜け出して
誤変換だらけのキーを叩いて
タイトルと値札をつけてみたが

たぶん

違う

投稿者

東京都

コメント

  1. こんにちは。

    僕は、最近、文書、見つけました。

    『字余り』

    一番うれしいです。

    嬉しい。

    だから。

    一番好きの写真です。

    な感じです(笑)

    僕は・・・ 75%です(笑)

  2. @北杜アトム さん
    >コメントありがとうございます
    写真は新宿御苑の大温室で撮りました。
    ピントが微妙なのですが
    そのあたりが詩に合っているかなと
    勝手に思っています(笑)

  3. @nonya
    うまく言えないんですけれども。

    『ミロのヴィーナス手』・・・

    手が、ない方がいいです。

    nonyaさんは、 完璧です。

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