082

082

枝先の蕾に
色が滲む

寒風の狭間に
声が響く

光の春から
音の春へ

行きつ戻りつしながら
春は巡る

投稿者

東京都

コメント

  1. コメント失礼します。

    梅、でしょうか?
    つい最近似たようなお花をお見かけしました。各連から小鳥たちの囀りも聞こえてきそうで、春の凛々しさを感じます。

  2. おしべの球体たちが水玉模様に見えて「かわいいなぁ」と思いました。
     光の春から
     音の春へ
    スマートに世界がシフトする様な素敵なフレーズ。

  3. 光の春から、音の春へ、
    音が溢れ出しますね。それはとても小さな音かもしれないけれど、耳を澄ませば、きっと。
    行きつ戻りつしながら、前に進む、のではなく、留まり続けるのかもしれないな、なんて思います。

  4. この詩の意図とはもしかしたら違うかもしれませんが、
    春の花が咲いていって、みんなが集ってどんちゃんやるあの季節がまた巡ってきたんだなぁって感慨深い気持ちになりました。お花見の季節って、にぎやかであったかい光景なんですよね。その前に厳しい寒さがあるからこそ、この喜びはとても貴重なのだと感じます。

  5. @ぺけねこ さん
    >コメントありがとうございます
    花は梅です。
    まだ冷たい風の中で咲く姿は、とても凜としていますよね。
    時々メジロが花を突っついていました。

  6. @たちばなまこと さん
    >コメントありがとうございます
    そうそう、梅って可愛いのですよ。撮りづらい花ですけどね (笑)
    光の春 → 音の春 → 温度の春が春の育ち方みたいです。
    古の人もなかなか洒落てますよね。

  7. @たけだたもつ さん
    >コメントありがとうございます
    もう都会では音の春は無理かなとも思います。
    耳をすますと余計なものが聞こえてきそうで (笑)
    留まりつづけるでも良いと思います。
    また、別の機会に「留めて」みようと思います。

  8. @ザイチ さん
    >コメントありがとうございます
    いやいや、意図もへちまもなくて、まさにそういうことなのですよ。
    私は幼い頃雪国にいたので、春の喜びは十分に体感しています。
    ちょっと、写真が主体になりすぎたかもしれませんね。

コメントするためには、 ログイン してください。