082

082

枝先の蕾に
色が滲む

寒風の狭間に
声が響く

光の春から
音の春へ

行きつ戻りつしながら
春は巡る

投稿者

東京都

コメント

  1. コメント失礼します。

    梅、でしょうか?
    つい最近似たようなお花をお見かけしました。各連から小鳥たちの囀りも聞こえてきそうで、春の凛々しさを感じます。

  2. おしべの球体たちが水玉模様に見えて「かわいいなぁ」と思いました。
     光の春から
     音の春へ
    スマートに世界がシフトする様な素敵なフレーズ。

  3. 光の春から、音の春へ、
    音が溢れ出しますね。それはとても小さな音かもしれないけれど、耳を澄ませば、きっと。
    行きつ戻りつしながら、前に進む、のではなく、留まり続けるのかもしれないな、なんて思います。

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