記す感情

記す感情

文字にしたかったヴィヴィッドな感情は
記そうとした端から零れ落ちてく
外面を塗りつぶすように

何とか文字にした錆びつき煤けた感情は
記した端から色を与えられていく
心の内を吐露するように

投稿者

京都府

コメント

  1. 詩を書く行為、そのものとして読みました。形にならない感情を何とか文字で捉えたい。私も、そんな思いで詩を書いています。

  2. 自分の思った通りに書けない時は、歯がゆいですよねぇ。でも、書けた時はなんだかすこしうれしくなるような気がします。
    外と内。この詩には、その書くことについての様子が無理なく書けていると感じます。

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